エルゲネコン逮捕元参謀総長らの収監房の壁にかかるもの・・・
2014年02月21日付 Radikal 紙
議会委員会はスィリヴリ刑務所で視察を行い興味深いものを観察して戻った。イルケル・バシュブー元参謀総長や他の元大将らが収監されている部屋の壁にかかる『グルグル』誌とザマン紙の表紙が国会議員らの注意を引いた。
イルケル・バシュブー元参謀総長や他の元大将らが収監されている部屋の壁にかかる『グルグル』誌の表紙が国会議員らの注意を引いた。
公正発展党(AKP)の国会議員のアイシェ・チュルクメンオール氏を長とし先週調査を行った下部委員会所属の共和人民党(CHP)の国会議員のヴェリ・アーババ氏は、刑務所での調査について次のように説明した:「花を育てるために土を用意する許可が与えられません。収監者らは綿の中にニンニクを置きますが、それらを買ったと言っています。ドウ・ペリンチェクや仲間たちが収監されている部屋には、壁にトルコ国旗と「私たちの誓い」の言葉が掲げられ、やや大きめの本があり、そして古いテレビがあります。ウォーターボトルに棒を付けてバーベルを作っていました。刑務所には太陽や土がないため、収監された者たちは鉄分が不足しています。このため、収監された者たちの血液の数値が悪化しています。55歳以上の人は皆、同じような数値を出しています。ガンになるリスクも増加しています。音に関しては非常に大きな問題があります。例えば、ある部屋では防音を確保するため、壁に卵の容器を張り付けています。」
「イルケル・バシュブーやトゥンジェル・クルンチ、フルシト・トロンが生活する部屋ではアタテュルクの肖像画、「私たちの誓い」の言葉、独立行進曲があります。グルグル誌とザマン紙の写真がかかっていました。(グルグル誌)将校クラブに入るモッラー(イスラム知識人の尊称)、そして背後それを監視する兵士らが描かれていました。ザマン紙では「クーデター、検察官らが降格」と書かれています。これはクーデター訴訟を進めた検察官の左遷のニュースです。机が3つ、本が2冊、小さなプラスチックのコップの中にプラスチックの造花があります。将軍らの部屋に私たちが入ると、2つのサモワールで料理をしていました。委員会メンバーの姿を見て、サモワールにふたをしました。イルケル・バシュブーは、“The Rise of Islamic Capitalism“とアーレンド・レイプハルトの” Patterns of Democracy: Government Forms and Performance in Thirty-six Countries “を読んでいます。左右対称に関して非常に敏感なセダト・ぺケルの部屋はかなり整っていました。タイルの目地でさえも同じ色で塗られていました。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:33043 )