カタール:サウジ、UAE、バハレーンの大使召還に遺憾の意
2014年03月05日付 al-Hayat 紙

■カタール:サウジ、UAE、バハレーンの大使召還に遺憾の意…決定はGCC外の事項における意見の相違による

【ドーハ:本紙】

カタール内閣は声明を発表した。その中で、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、バハレーンのカタールからの大使召還の声明(http://alhayat.com/Articles/908799/)に対して、政府は遺憾と驚きを表明した。そして、その決定の理由は湾岸協力会議(GCC)外の事案における対立に起因すると述べた。

カタール内閣は声明の中で「サウジアラビア王国とアラブ首長国連邦、バハレーンの同胞が今回踏んだステップは、湾岸の諸国民の利益と湾岸の治安と安定には関係せず、むしろGCC外で起こっている実際問題に関する立場の相違に関係する」と述べた。

同声明は、「カタール国は今までも、そしてこれからも常に、GCCにおける兄弟である同胞の価値を守り続ける。その上で、カタール国民と同胞である全ての湾岸諸国民との兄弟としての絆に配慮を行なっていく」と続けた。そして、「この配慮をもって、カタール国は大使の召還という同様の措置を取らないのだ」と述べた。

同声明は、「カタールが終始、継続的にGCCが依拠する全ての原則を遵守していること、そして同様に、GCC諸国間で合意されていることに従って、全GCC諸国の治安と安定の維持と保護に関する遵守を完全に実行していること」を強調した。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:33152 )