イスラエル:シリア領ゴラン高原で「ヒズブッラー・メンバー」に向けて軍が発砲
2014年03月06日付 al-Hayat 紙
■イスラエル軍がゴラン高原でヒズブッラー・メンバーに発砲
【エルサレム:AFP】
イスラエル軍は昨日(5日)、「イスラエル・シリア国境」(訳注:実際は国境ではなく、シリア領内の兵力引き離しライン)付近で爆弾を設置していたレバノンのヒズブッラーのメンバー2人に向けて発砲、負傷させたと発表した。これに対し、シリア政府は1974年のシリア・イスラエル間の「兵力引き離し協定」違反だと非難した。
イスラエル軍は声明で「今日(5日)の早朝、ヒズブッラーのテロリスト2人が、ゴラン高原の北部、イスラエル・シリア国境付近で爆弾を仕掛けようとしているのが確認され、軍はただちに対応、容疑者に発砲し、負傷させた」と発表した。
ダマスカスでは、シリア国営通信(SANA)が軍の消息筋の話として、イスラエル軍が昨日の朝、1974年5月に定められた両国間の「兵力引き離し協定」を侵害する暴挙に出たと伝えた。
(後略)
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( 翻訳者:中村江見 )
( 記事ID:33158 )