イラク:アッラーウィー議員はサウジの姿勢を支持し、マーリキー首相の辞任を要求
2014年03月10日付 al-Hayat 紙

■アッラーウィー議員はサウジの姿勢を支持し、マーリキー首相の辞任を要求

【バグダード:本紙】

イラーキーヤ・リスト代表のイヤード・アッラーウィー議員は、サウジアラビアがイラクに対し戦争を始めようとしており、テロを支援しているとのヌーリー・マーリキー首相の批判に対し、首相は「根拠なしに話している」と述べ、首相の辞任と暫定政権の樹立を要求した。一方、イラク人34人以上がヒッラの検問所を狙った自爆テロで殺された。

アッラーウィー議員は昨日、他のイラーキーヤ・リストのメンバーとともに開いた記者会見で、「サウジはテロ・グループに対し勇敢で断固たる姿勢を示した」と述べた。またサウジ政府が「アルカーイダ」、「ダーイシュ」、「ヒズブッラー」、「ムスリム同胞団」をテロ組織リストに加えたことを指して、マーリキー首相には「これらの情報が欠如している」と断じた。そのうえで「どうしてマーリキー首相は、証拠を提出せずに、テロを支援しているとしてアラブ諸国とサウジアラビアを非難できるのか」と問いかけた。

(後略)

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( 翻訳者:中村江見 )
( 記事ID:33201 )