イスラエル:占領下ゴラン高原でイスラエル軍士官1人が爆死、兵士複数が負傷
2014年03月19日付 al-Hayat 紙

■イスラエル兵を標的とした過去40年で最も危険な爆発がゴラン高原で発生

【ニューヨーク、エルサレム、ベイルート:本紙、AFP】

イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原で昨日、仕掛け爆弾によってイスラエル軍士官1人が死亡、兵士数名が負傷した。40年前にシリア・イスラエル間で兵力引き離し協定が結ばれて以降、最も「危険な」事態の展開である。一方、アメリカ政府は在ワシントン・シリア大使館の業務の一時停止と職員追放を発表した。また中東問題を担当するヒュー・ロビンソン外務英連邦大臣は本紙に対し、西側諸国がシリアの大統領選挙の実施を防ぐことは実質不可能だ、と述べた。だが同大臣は、「シリアのバッシャール・アサド大統領が正統性までも手に入れようと考えているのなら彼は間違っている」とも指摘した。

(後略)



シリア情勢に関しては「シリア・アラブの春顛末記」も参照ください。

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( 翻訳者:土屋実咲 )
( 記事ID:33265 )