【同紙2面】《核科学者らの解雇》[※]に対し、国会議員団が原子力庁を訴えたことを受けて、この件についての最終的な見解をまとめるための委員会が組織された。
この決定は、6人の国会議員らが原子力庁を訴えたことを受けて、憲法90条委員会によって行われたものである。タスニーム通信によれば、アリーアクバル・サーレヒー原子力庁長官と議員らとの会合がこの決定が行われる理由となったという。なお、同長官は、原子力庁がかつての責任者らの一部を解雇したとの主張を否定した。
※原子力庁に勤務する複数の科学者らを、原子力庁がまとめて解雇したとされる事件。これらの一斉解雇については、ジュネーヴ核合意に関連したものであったとか、「ヘズボッラーな」科学者らを同庁から排除したと批判されるなど、様々な情報が錯綜した。アーヤトッラー・ジャンナティー師が金曜礼拝の説教でこの問題に言及した[この記事を参照]ほか、核の殉教者たちの一人であるモスタファー・アフマディーロウシャンの父も、この一件を批判した。なお、原子力庁のサーレヒー長官は、同庁を去った科学者らは、関連会社社員などで同庁においては非正規雇用であり、契約期限が切れたに過ぎないと発言している。
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( 翻訳者:8400001 )
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