アッバース大統領:シリア危機についてジャルバー氏と討議
2014年03月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
パレスチナ大統領アフマド・アッバース氏
■アッバース氏、シリア危機についてジャルバー氏と討議、ムアッリム氏には「バラの花束」を送る
【アラー・ワリード:アナトリア通信】
パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、クウェートで開催された第25回アラブ首脳会議の際、シリア国民連合のアフマド・ジャルバー議長とシリア危機の動向について討議をした。
ソーシャルネットワークサイト(フェイスブック)の公式ページの記事として、シリア国民連合は次のように投稿している。アッバース氏が火曜日のクウェートでのアラブ首脳会議の際、国民連合議長ジャルバー氏と会った。同議長はアッバース氏と、特にシリア危機に関する国際舞台での最近の動向について話し合った。
アッバース氏は「恐ろしい悲劇」の中にいるシリア国民に対して、パレスチナ政府の深い同情の意を表した、と国民連合はその中で述べている。
アッバース氏は、「アサド政権が樽爆弾を盲目的に使用することで、民間人と軍人の区別なく、民間人に対して行っている犯罪」を非難し、「現代の戦争の中でも最も危険な例である」とした。
一方、アサド政権側の通信社(SANA)はダマスカスのパレスチナ解放機構(PLO)政治局長のアンワル・アブドゥルハーディー大使がマフムード・アッバース大統領からの命を受け、最近外科手術を行なったシリア外務大臣のワリード・ムアッリム氏を見舞ったと報じた。
SANAは、アブドゥルハーディー氏がアッバース氏に代わってムアッリム氏にバラの花束を贈り、早い回復を望んだと伝えた。
同通信社は同氏の訪問やその時期についての詳細は報じなかった。
(後略)
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( 翻訳者:甲斐江里子 )
( 記事ID:33327 )