トルコでの歴史的な統一地方選挙を7万人という大人数で取材してきたジハン通信のインターネットのサイトに向けたサイバー攻撃が過激化を増している。大部分が国外からの何十万台ものパソコンから行われた「Dドス」攻撃の目的は、ジハン通信のデータ通信に打撃を与えることである。
予想される接続の問題に備えるために1社以上のプロバイダーと回線契約をしているにも関わらず、すべての回線に向けて行われる同時攻撃がますます過激化している。何十万台ものパソコン上から行われるサイバー攻撃は、同時に民主主義への侵害と位置付けられ、大きな反感を買っている。ジハン通信のアブドゥルハミト・ビリジ社長は、全ての妨害にも関わらず収集した情報を最も早く正確な形で反映するよう努めていると述べた。
選挙結果を早く正確に伝えることに関しては、トルコで唯一でもあるジハン通信の成功は、選挙の信頼性、トルコの民主主義への大きな貢献をしている。ジハン通信は今日まで6回の選挙取材を行い、全ての選挙で成功を高めてきた。選挙が民主主義的で不備のない形で実現されることに大きな貢献をし、社会の全ての層から賞賛された。
ジハン通信は、最新の選挙の結果を最も正確で早く世論に公表するために3カ月間一心不乱に取り組んできた。トルコ全体の選挙結果をトルコ語とともに英語、アラ ビア語、ロシア語でも提供している。結果はアイパッドやアイフォンのような情報媒体からも表入りで見ることができる。今までの6回の選挙でも成功を収めたジハン通信が入手したデータは多くのメディアで使用されている。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:33366 )