（AKPの）アンカラ広域市長の候補者、メリフ・ギョクチェキ氏は記者会見を行い、地区選挙委員会へ行われた異議申し立ての結果を明らかにした。

ギョクチェキ氏は、以下のように述べた。「地区選挙委員会で異議申し立ての結果が出た。そして、公正発展党（AKP）が141万6千770票を獲得したことが確定された。CHPは138万5千38票の獲得を実現させた。こうして、地方地区選挙委員会で異議申し立ての結果が明らかとなった。この結果により大差で、神がお許しになるならアンカラ広域市長をAKPが勝ちとったことになった。ヤロヴァでは5票差でCHPが勝った、「司法」万歳だ。アンカラで（CHP）は3万2千票差で敗れた。彼らは敗れたが、そこには不正が存在していると言う。このように馬鹿げた論理がありえるだろうか。」

■憲法裁判所（AYM）に申し立てを行うために請願書を準備している

ギョクチェキ氏は異議申し立ての結果について以下のように話した。「異議申し立ての数をお教えしましょう。我々の異議申し立て件数は342件だった。919件が共和人民党（CHP）による異議申し立ての数だ。そのすべてが広域市長選のために行われたのではない。市議会選や市長選のために行われたものもある。すべての合計が以上の数だ。残念ながらこれにもかかわらず、CHP党員は信じられないほど神経過敏になり、選挙で不正が行われたことを周囲に遠慮せずに言っている。チャンカヤでは1万5千票が村長/街区長選の票とともに使われたと主張し、この選挙を取り消すべきだと言っている。非常に馬鹿げた根拠だ。ケチオレンで2万7千206票、シンジャンで1万3千426票、アルトゥンダーで9千646票が無効となった。合計で、我々の勢力の強い3つの選挙区で無効になった票数は、4万388票だ。ところで、なぜこんなことが起きたのだろう。現在、支持層の中で信じがたい反対が始まった。CHPの内部は沸騰し始めた。内部の反対勢力が立ち上がった。明るみになった非常に興味深い数々の出来事がある。（彼らは）現在、憲法裁判所(AYM)へ申し立てをするために請願書を準備している。敗北を認めているではないか、憲法裁判所へ行きなさい。国民の目をなぜそらそうとするのです。おかしくありませんか？興味深い事件です。」

■AKPの選挙管理委員会のメンバーは1人、つまり4人は我々に対立している。

投票に際し、AKPの選挙委員会のメンバーが1人で、これに対し4人の選挙委員が他の政党の人間であると述べたギョクチェキ氏は、こう語った。「投票に際し、AKPの選挙委員のメンバーはひとりである。4人は我々と対立している。他の政党の人間である。あなたは4人でできなかったのに、我々は1人で不正を行ったというのですか。こんなことを10歳の子供でも受け入れられると思いますか。こんな無知なことを言うと思いますか。はい、投票で不正は行われました。どうやって行われたのか。これを見てカラスが笑うだろう。」

■（CHPは）アンカラで3万2千票差で敗れた。

ギョクチェキ氏は、「彼らは好きな時に司法を信頼する。選挙で負けた場所では司法を信頼していない。ヤロヴァでは5票差で（CHPが）勝った「司法」万歳だ。アンカラでは3万2千票で（CHPは）敗れた。敗れたからここには不正があるという。このような馬鹿げた論理がありえるだろうか。完全にCHPの論理だ」と話した。

■もし投票の結果を我々に求めるなら、差し上げるのに。

ギョクチェキ氏は、以下のように説明した。「彼らはツイッターで同志からの助けを求めた。我々は選挙の報告など必要ない。大CHPだ、アンカラには合計で1万2千257の投票箱がある。このうち600の投票箱の結果を彼らは手に入れることができるようだ。彼らはすべての報告書を高等選挙委員会から入手した。なんて無能な政党だ。それから、座って泣くのだ。もし投票の結果を我々に求めるなら、差し上げるのに。お助けしますとも。我々は100%持っているのだから。CHPは組織が違う。（CHPは）ツイッターから届いた抗議の全てを集めているのだ。夕方にはそれらをとりまとめ、千以上の請願書を準備している。ツイッターから集めた選挙結果を根拠に。それから、年老いた弁護士が、彼らのそばにやってくるのだ。あなた方は、これらの請願書をどうやって提出するのですか。これらのすべての嘘が明るみに出ると、5年から10年の懲役になると言います。これから起こる出来事を、教訓をもってみていてください。我々の中には共食いをする人間はいません。」

次の選挙でもう一度立候補するか否かに関して、ギョクチェキ氏は「お分かりでしょう。我々も3期以上は努めません」と述べた。

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（ 翻訳者:矢加部真怜 ）
（ 記事ID:33393 )