トルコ航空の「ウードゥルの子供たち」新CMビデオ、大反響
2014年04月25日付 Milliyet 紙
最近放映されたトルコ航空の新CMビデオ「ウードゥルの子供たち」が今日、注目を浴び、大きな反響を呼んでいる。このCMはソーシャルメディアの最も話題のトピックにも選ばれた。もし読者の方々がこのトルコ航空の新CMをご覧になっていないのであれば、この記事にあるビデオから視聴してほしい。詳細は、我々milliyet社にお任せを。さて、それでは新CMを見てみよう。
今までのCMでは世界のスターたちを起用していたトルコ航空だったが、最新のCMではウードゥル県の子供たちを起用、大反響が巻き起こった。心に残るこのCMは、ソーシャルメディアにおいて話題のトピックとなった。「トルコ国内で飛び立ったことのない場所が1か所でもあるのならば、我々が世界中から最多の地へと飛んできたことに何の価値があっただろう」 この言葉をスローガンに掲げ作られたCMビデオは、視聴者たちの涙を誘った。
NBAのバスケットボールプレイヤーであるコービー・ブライアントや、バルセロナのスター選手であるメッシを起用し、CMの視聴回数記録を破った前回のCMの後、トルコ航空は今回ウードゥルの子供たちを主役にしたCMビデオでもって話題となった。
その素晴らしさに、ウードゥルの子供たちの物語は、コービーやメッシよりも好まれたのだった。
■目を奪われた
トルコのテレビ各局から一斉に放送されたCMは、老若男女問わず幅広い層の注目を集めた。視聴者の心を揺さぶるCMビデオは、アナトリアの小さな村で、大きな夢を持って暮らす4人の子供たちのストーリーだ。ウードゥルで暮らす子の子どもたちの夢は、「あの飛行機がウードゥルに降り立つこと」であった。
■木の板の管制塔
しかしこの夢の実現への道は1つであった。それは、「空港を作ること」。夢を実現するために、すぐさま仕事に取り掛かった子供たちは、木の板で管制塔を、ランプで誘導灯を作り上げる。
■ソーシャルメディアで話題のトピックに
視聴者の涙を誘ったこのCMは、ソーシャルメディアでも話題のトピックになった。また多くの人がtwitterでツイートをした。
■映画のよう
非常に優れたストーリー性でもって4月23日夜9時にトルコ国内のすべてのテレビ局で放送されたこのCMビデオは、Lowe İstanbul社によって制作された。製作期間は3か月にも及ぶ。短編映画のようなCMは、バハドゥル・カラタシュ氏が監督を務めた。
Lowe社のCMが4月23日の国民主権と子どもの日に放送されたこと、そして子供たちの笑顔がすべての人々に行き渡ったことは、偶然ではないだろう。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:33643 )