イスタンブルで、5月1日、270人が逮捕された。うち一部は釈放されたが、拘留期限が超過したにもかかわらず、昨日171人の検察尋問がおこなわれた。イスタンブル弁護士連合会所属の弁護士8名が報告書で状況を明らかにするなか、二度目の拘留期限延長に対しての抗議も却下された。拘留期間延長に対する抗議が裁判所により却下されたことを受け、弁護士らは共和人民党(CHP)のマフムト・タナル国会議員とともに座り込み抗議を開始。約20名の弁護士らが、逮捕されたデモ参加者が解放されるまで座り込み抗議を継続すると明らかにした。
弁護士らは、イスタンブル警察内での法的手続きが満了しているにもかかわらず、法廷で時間が止まっていると述べる。同弁護士らは、逮捕者が検察に移送されるまでイスタンブル法廷での抗議を辞めないことを決めている。
これ以上の期間延長を行わせないためにも、最低でも10名の検事が供述調書を取る必要があるとして、弁護士らは署名入りで次のような声明を出した。
「硬い表現ばかり使われた焼き増しのテンプレートを「コピー&ペースト」して作成されたような拘留期間延長は、法的根拠に基づいたものではない。
逮捕者らは、イスタンブル警察内での法的手続きをすべて終了している。これ以上拘束する法的理由はまったく見当たらないにもかかわらず、彼らがこのように拘束されていることに対し、われわれは法曹界の人間として声を上げずにはいられない。」
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:33759 )