15歳の少女、2人の男と不適切な関係を持った容疑で逮捕
2014年04月28日付 Mardomsalari 紙
15歳で時期尚早な結婚をした少女が、短期間で離婚し、赤の他人の男2人と不適切な関係を持って、ついには警察のお縄となる事件が起きた。
記者クラブの報道によると、15歳の少女サマーネは、自らの人生で起きたつらい出来事の数々について、次のように語り始めた。
私は子供でした。善悪の判断をすることができませんでした。ところが41歳の彼は、私の母の信用を悪用して、私を偽りの愛の虜としたのです。彼は自分の邪悪な計画を実行に移すために、私にプリペードの携帯電話とシムカードを私にプレゼントしてくれました。
この少女はさらに、次のように続けた。
私の家族はこのことにとても喜び、このペテン師の男に感謝しました。ところがまさにその日からです、彼のショートメール遊びが始まり、私に「友達」になろうって言ってきたのは。私はこのショートメールを受け取って、とても気持ちが悪くなりました。そこで私は、このことを家族に言いつけてやると言いました。すると、この悪魔のような性格の男は、もし私が一言でも話したら、私の母をクビするぞと私を脅してきたのです。ナギー〔※41歳の男〕はとてもしつこい男で、感情に訴えるような言葉をかけてきたり、誕生日プレゼントを贈ったりして、私の心の中に踏み入ってきました。そして私はついに、彼に騙されてしまったのです‥‥。
サマーネは次のように続けた。
私たちは1年間、密かに交際を続けました。しかしついに、私が非常識きわまることに手を染めていたことが、両親の知るところとなってしまいました。肉欲にかられたこの男の家で働いていた私の母は、このことが元でナギーと揉め事となり、職を失いました。とはいえ、すぐにとある会社に雇われ、適当な仕事に就きましたが。
この出来事からしばらくが経っても、家族は私に不信を抱き、私の行動を事細かにチェックするようになりました。そこで私はもう一度バカなことをしてやろうと思い立ち、いとこと関係をもってしまいました。彼は社交的な若者でしたが、無職でした。彼が求婚のために私の家に来ても、両親は許してはくれませんでした。そこで私はアミール〔※いとこの男性〕と駆け落ちして、両親を無理矢理、私たちの結婚に同意させました。両親はメンツを失うのを恐れていたからです。
15歳の少女はつづけて、次のように述べた。
残念ながら、性急にしてしまったこの結婚がハッピーエンドを迎えることはありませんでした。すぐに、夫がクラックや覚醒剤に溺れていることが分かりました。夫は麻薬の罠にかかって道徳的堕落に陥るよう、私に求めてきたほどでした。私は心配になって、このことを両親に伝え、15歳にして私の身分証明書は離婚印で汚れてしまいました。
とはいえ、私の人生の過ちがこれで終わることはありませんでした。その後、私はこの辛い失敗に耐えることができなくって、残念なことに、再びナギーと連絡を取ってしまったのです。彼は援助と過去の罪滅ぼしという口実で、身内の50歳の男を私に紹介してきました。妻と3人の子供を持つこの肉欲の塊のような男は、私に求婚してきました。私の両親はこの申し出に強く反対しましたが、救い道をただただ求めていた私は、彼とナギーの二人と秘密の交際を続けました。そしてついに、不適切な関係をもった容疑で、私は逮捕されてしまいました。
サマーネは後悔の念を述べたうえで、同世代に次のようにアドバイスしている。
両親と仲が良かったら、こんな目に遭うことはなかったでしょう。私が同年代の女の子たちにお願いしたいのは、自分の言動にもっと注意して、生活上のどんなことも両親に隠しちゃダメ、ということです。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:8412107 )
( 記事ID:33781 )