首相随行の首相府職員はソマ抗議者に暴力をふるっていないのか?
2014年05月16日付 Radikal 紙


首相補佐官のユスフ・イェルケル氏に関して、エルドアン首相の首席顧問でAKP(公正発展党)のアンカラ選出国会議員のヤルチュン・アクドアンから興味深い説明があった。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とともにソマ訪問の際、ソマの住民を蹴った時に撮られた写真がソーシャルメディアでシェア数の記録をつくり、世界中のメディアに知れ渡った首相補佐官ユスフ・イェルケル氏に関して、エルドアン首相の首席顧問でAKPのアンカラ選出の国会議員であるヤルチュン・アクドアンから説明がなされた。

■自分を守った

ユスフ・イェルケル氏に暴力が振るわれようとしたと主張したアクドアン氏は、「要人の車を蹴り、暴力を振るおうとした者たちに対し、ユスフ・イェルケル氏が自分を守ろうとしたことが、事実と違う形で示された」と述べた。アクドアン氏は、スター新聞のコラムで以下のように書いている。

「この出来事を、そしてあの時起きたことを客観的に世界に伝えるかわりに、ひとつひとついくつかの写真のフレームをとおして、政府に対する大きな企てであるような印象を呼び起こそうとするメディアも、無責任という点では共犯である。」

悲しむ犠牲者の家族の話を聞くために、市民の中に入っていったエルドアン首相に対し、一部の組織のメンバーらの扇動で、個々に反発が示され、首相の随行員らへの具体的な暴力となっていった。車を蹴り、随行員らに暴力を振るおうとした者たちに対し、ユスフ・イェルケル氏が自分を守ろうとしたことが、事実と異なる形で示された。たった一枚の写真で、事件を完全に理解するのは不可能だ。」

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:33896 )