ファッルージャ市の武装組織、イラク軍への反撃を開始
2014年05月25日付 al-Hayat 紙
■ファッルージャ市の武装組織、イラク軍への反撃を開始
【バグダード:本紙】
昨日(24日)明け方、ファッルージャの武装組織は、軍への反撃を開始した。軍は激しい爆撃で応戦し、それによってファッルージャの主要な給水所が破壊された。また治安部隊は民兵組織「覚醒委員会」の助けを借りて、ラマーディー南部に武装組織が展開した後、同地で軍事作戦を行った。
昨日、ファッルージャの情報筋は本紙に対して以下のように述べた。「武装組織は今日(昨日)明け方、同市南部境界に展開した軍に対して攻撃を行い、軍が2週間前に制圧した同地から撤退することを余儀なくさせた」
さらに情報筋は以下の通り付け加えた。「ナッサーフ、ファラーハート、ジャーミア各地区で勃発した激しい戦闘は、軍を駐屯地に向かう高速道路過ぎまで撤退させることに繋がった」
また「軍は武装組織に応戦し、ファッルージャ対して激しい爆撃を行った。この攻撃により、給水所が破壊され、またウマル・イブン・ハッターブ・モスク、近隣のムウタスィム、ブー・カリーフィウ、警察地区、ジャウラーン、市内西部一角、ムアッリミーン、ナッザール、そしてシュハダー、ナズィーザ北部に損害を出した」と述べた。
さらに同情報筋は、昨日、ファッルージャ総合病院が女性・子どもを含む26人の死傷者を受け入れたことを指摘し、1週間前から、迫撃砲に狙われる恐怖が原因で病院の医者の数が減っていることを説明した。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:鈴木友梨 )
( 記事ID:34002 )