トルコ人の38%が人生で一度も倹約をしたことがないそうだ。AvivaSAが12県で行った調査によると、年金生活者たちの89%が倹約をしなかったと後悔している。
Avivaがイギリスで、そしてAvivaSAがトルコで行った調査によると、トルコ人の38%が人生で一度も倹約をしたことがなく、節約に関心を持っている割合がイギリス人の三分の一ほどにとどまっている。トルコで年金生活者の89%が過去を振り返ってみた場合、現役生活の間にもっと倹約しなかったことを後悔していることがわかった。
12県の821人を対象に行われた調査で、年金生活者のうち、89%が節約を行なわなかったことを後悔しているということがわかった。この調査によると、すでに長期間に渡って年金をもらっている人々の収入は、積極的な労働生活を続けている者たちの収入の38%ほどである。調査において注意を引く情報は以下のとおりだ。
■働き続けて…
―トルコ人は、理想的な年金生活は男性の場合52歳、女性の場合46歳で始まると考えている。
―新たに年金を受け取り始めた者たちの43%、また年金を長い間受け取っている者の27%が仕事を続けている。
―年金生活が近づいている者たちは将来について考え始め、また節約に取り組んでいる。年金生活者になる平均11年前から節約をし始め、自分たちの将来を保障しようとしている。年金生活者たちの70%には、節約の習慣がない。
―トルコ人の平均貯金額は7万3千トルコリラ(約350万円)、イギリス人の場合、平均16万1千トルコリラ(約780万円)である。トルコにおいて全く倹約をしなかった人たちの割合はイギリスの3倍以上にものぼる。全く倹約したことないというトルコ人たちの割合は全体の38%だ。
―回答者たちの住宅以外の借金の種類を調べたところ、最も多かったのが「クレジットカード」の借金であることが分かった。クレジットカードに続いて、分割ローン、個人的な支払い、生活費、また親近者への借金などがあがった。
―両国ともに最重要出費事項は、暖房費、食費、また電話やインターネット費用のような通信費から成っている。生活費が優位を占めており、娯楽、休暇などの費用がそれに続く。
―イギリス人の4人に3人は生活の質に対する最大の脅威をインフレとみるのに対し、トルコ人は4人に2人である。トルコ人の31%が、イギリス人の6%が年金生活移行後の生活水準の低下を心配している。
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( 翻訳者:桑迫静香 )
( 記事ID:34020 )