トルコの子供、5人に一人は太りすぎ
2014年06月09日付 Radikal 紙


トルコ小児肥満調査の結果によると、7-8歳の子供たちの22,5%が肥満、2,1%が痩せているということがわかった。

トルコ小児肥満調査の結果によると、7-8歳グループの子供の22,5%が肥満、2,1%が痩せているということが分かった。調査では肥満率の高い地域の順に、東黒海地方がトップの18,3%、2番目に高いイスタンブルでは12,4%という結果が出た。エーゲ地方の肥満率は10,8%であった。肥満率の低い地方となった北東アナトリアと南東アナトリアでは3,6%、東アナトリアでは4,2%という数字だった。

健康省、国民教育省、食糧農業畜産省、ハジェテペ大学、そして世界保健機構が共同で行った「トルコ小児肥満調査」の結果が発表された。調査は、67県の163都市、53村落部の216校5101人の生徒に対して行われた。

■地域ごとの肥満児たち

ボディマス指数をみると、男子における肥満率は23,3%であるということが分かった一方、女子の肥満率は21,6%であるとされた。これによれば、7-8歳のグループにおける子供の22,5%が肥満、2,1%が痩せていることとなる。

トルコにおいて12歳以上の72%が運動不足であり、肥満であり、また徐々に肥満率が上がっていることが分かった。肥満率の高い地域の順に、東黒海地方がトップの18,3%、2番目に高いイスタンブルでは12,4%という結果が出た。エーゲ地方の肥満率は10,8%であった。北東アナトリアと南東アナトリアでは3,6%、東アナトリアでは4,2%という数字が出て、肥満率の低い地域となった。

子供たちの50%が週に1-3回、糖分を含んだソーダ飲料を飲み、60%がチップスやポップコーンを食べ、56%が甘いお菓子やチョコレートを食べていることが判明した。この年齢層の睡眠時間は平均9時間半である。

■スポーツクラブに行く子供は少ない

子どもたちが平日にテレビを観る割合は96,8%、週末の割合は97,7%に達していることがわかった。トルコの子供の4人に3人が全くスポーツクラブに行っていないという。

ボディマス指数から、22,5%の子供が太りすぎ(肥満も含める)、2,1%がやせ過ぎ、女子の21,6%、男子の23,3%が肥満ということがわかった。

身長別にみてみた場合、子供たちの2,3%が身長の割に太っていて、ずんぐりした体形であり(深刻なレベルも含む)、2,3%が痩せすぎ(深刻なレベルも含む)だという。

学校に関する結果を調査したところ、78,5%の学校で売店(都市部では92%、村落では26,4%)が設置されており、20,6%には食堂(都市部で17,8%、村落では26,4%)があるという。

78,5%の学校で栄養指導教育が行われている。学校の96,3%に運動場があり、週平均87,8分の保健体育の授業がある。子供たちの6分の5(84,6%)が毎朝朝食を摂っているという。また、42,8%の家庭で毎日新鮮な果物を、18,3%の家庭で野菜を食べさせているということが分かった。子供たちの10人のうち5人が毎日チーズ、4人が穀物、パン、卵、新鮮な果物、ヨーグルト、3人がアイランと牛乳を消費している。

子供たちの平均睡眠時間は9時間半であり、子供たちの4人に3人(74,2%)が全くスポーツクラブに行っていないという。子供たちの60%が平日に2時間以上、40%が毎日1時間以下遊ぶという。

■トルコの家庭の半数にはパソコンがある

生徒の70%が学校に徒歩で通っており、20%がスクールバス、7%が車、0.3%が自転車で通学している。

平日に生徒たちは宿題と読書のために使う時間は1-2時間である。
52,5%の家庭にパソコンがあり、子供たちの43,4%が平日に、55,8%が週末に日課としてパソコンで遊んでいるという。テレビを観ることは、子供たちにとって重要な活動の一つである。平日には子供たちの74,5%が、週末には87%が一日で2時間以上テレビを観ている。

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( 翻訳者:桑迫静香 )
( 記事ID:34244 )