ヨルダン:シリア南部に人道的支援
2014年06月23日付 al-Hayat 紙

■ヨルダンからシリア南部に人道的支援

【ロンドン:本紙】

国際連合難民高等弁務事務所(UNHCR)は救済物資の輸送車列がヨルダン国境を越えて、シリア南部のスワイダー市の倉庫に到達したと発表した。

シリアのインターネットサイト「シリアニュース」は、UNHCRのターリク・クルディー・シリア代表が以下のように発表したと報道した。「UNHCRは毛布25,000枚、10,000枚のマット、台所用品2,500式、プラスチック・カバー2,000枚、飲料水5,000箱の輸送を行った。」

UNHCRは先週の木曜日、すべての困窮者に向けて必要救援物資の配給を目的としてスワイダーに事務所の開設したことを発表していた。

さらにクルディー代表は以下のように付け加えた。「シリア政権はUNHCRがダマスカスを経由せず直接的に南部の県々に物資を配給することを許可した。このことは、簡単にアクセスできる地域だけでなく、戦闘の起こっている地域やアクセスの困難な地域にも円滑かつ迅速で効率的に救援物資をより必要としている人々に効果的に届けることを容易にした」

同代表は「シリアの増え続ける需要に照らし合わせて、UNHCRは分極的な戦略をとっている。これは支援物資を可能な限り多くの困窮者に届けるための支所としてのフィールドオフィス設立を通して行なわれる。ダマスカス、アレッポ、ハサカ、カーミシュリー、ホムス、タルトゥーズなどの各県にUNHCRの常設の事務所があるが、今回スワイダーにも設立した」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:鈴木ゆり )
( 記事ID:34415 )