過去、CHP党員で国会議員や大臣を務めたことのある42人の政治家が、エクメレッディン・イフサンオール氏が大統領候補者とされていることに反対の意を示す声明を発表した。
大統領選の「統一候補」として推薦されているイフサンオール氏は、世俗主義、民主主義を掲げるトルコ共和国の基本的価値、アタテュルクの原則、また彼の改革に敏感な候補者でないことが述べられたこの声明には以下のようなことが書かれている。
■この候補者をもって選挙に突入するのは歴史的な失敗となるだろう
「“候補者”として推薦されている彼は、世論に発表されたその瞬間から世俗的・民主主義なトルコ共和国の基本的価値、アタテュルクの原則や改革を身に着けた社会層を失望させ、この状況は徐々に大きな反発へと変わった。失敗に終わるのは明らかである。国で、また地域で起こっている諸事件を考慮すれば、この候補をもって選挙が行われることは歴史的な失敗となるだろう。まだ候補者たちは確定してない。時間がある間にこの失敗を回避すべきである。共和国、世俗主義、アタテュルクの改革、民主主義とともに、法治国家の原則、国民のそして精神的な価値に結びついた、国益を断固として守ることのできる大統領候補者を発表しなければならない。反対に言えば、統一候補として推薦する者たち、下にサインをした者たちは歴史に対して責任を持つことになるだろう。」
■声明にサインをした者たち
当該の声明にサインをしたのは以下の者たちである。
“ケマル・アナドル、メフメト・ボズタシュ、オヌル・オイメン、エルギュン・アイドアン、ムスタファ・ケマル・パラオール、アルガン・ハジャオール、 シャーヒン・メンギュ、ヴェダト・ユジェサン、ジェブデット・セルヴィ、サーリヒ・ギュン、イスマイル・オザイ、ウフク・オズカン、イサ・アイハン・アイ ドゥン、アブドゥッレザク・エルテン、カスム・パルラル、オルハン・エルアスラン、オルハン・アクブルト、トゥンジャイ・エルジェンキ、エルギン・ウンサ ル、ハック・アカルン、タイフン・イチリ、ネジラ・アラト博士・教授、メフメト・ネッシャル、ラフミー・ギュレル、スアト・ビニジ、フルシ・ギュヴェル、 ギョクハン・ドゥルグン、フアト・チャイ、ゼケリヤ・アクンジュ、オナイ・アルパゴ、アリ・ルザ・ボドゥル、ビュレント・バラタル、エスフェンデル・コル クマズ、エニス・トゥトゥンジュ、ヒクメト・エレンカヤ、タジダル・セイハン、メスト・デエル、シェリフ・エルトゥールル、メフメト・セヴィゲン、マフム ト・ユルドゥズ、アドゥラジズ・ヤザル、ジャナン・アルトマン”
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( 翻訳者:桑迫静香 )
( 記事ID:34433 )