CHP反主流派大統領女性候補、「立候補なし」
2014年06月30日付 Radikal 紙


共和人民党(CHP)で野党の大統領候補として名前が挙がっているアンカラ選出国会議員のエミネ・ウルケル・タルハンは自分は候補ではないという会見を行った。

 CHPでエクメレッディン・イフサンオールを大統領候補とする会見の後に、見解の相違が生じ、その最新の展開…。CHPで野党候補として名前があがったアンカラ国会議員のエミネ・ウルケル・タルハンが「私は候補ではない」という会見を行った。Hürriyet. com. Trに掲載された報道によれば、タルハン議員はこの会見をイフサンオールの候補願いに署名を行わない他のCHP議員、カイセリ選出国会議員のシェヴキ・クルクロールに向けて行った。クルクロール議員は、ツイッターからイフサンオールの候補願いに署名しなかったこと、しかしながらタルハンの立候補にも協力しないことを明らかにしていた。

■タルハン議員が電話

クルクロール議員はこのメッセージを受けてタルハン議員が自分に電話をかけ「私は候補にはならない」と言ったこともツイッターに書いた。同議員はツイッターにおいて以下のメッセージをシェアした。「タルハン議員が大統領候補の件で私に電話してきたとし、その件を記事とした人びとへ。タルハン議員は私に電話をしました。立候補しないこと、本人が希望したわけでもなく知らないうちに展開した事態であるといいました。」

■タルハンの名前はスヘイル・バトゥムが出した

CHP内でイフサンオールを大統領候補にすることに消極的な21人の議員は、候補願いに署名をしなかった。CHP国会議員のスヘイル・バトゥムは 「代替候補」としてタルハン議員の名を挙げた。タルハンの立候補の可能性から、イフサンオールの請願書に署名をしなかった21人の議員のうちの一部は会見を行って協力した模様だ。

■バイカル議員は消極的

大統領候補となるには20人の署名が必要となる。イフサンオールの立候補のためにCHPの21人の議員が署名をしなかったため「代替候補」の期待が出た。 バトゥム議員の「私の候補タルハン」という発表の後に、注目はタルハン議員に集まった。しかしながらイフサンオールの候補願いに署名をしなかった21人の国会議員のうちのデニズ・バイカル議員と彼に近い10人ほどの議員は「代替候補」について消極姿勢を示すと、野党議員の十分な署名を集める可能性も薄くなった。

■CHPで誰が候補願いに署名しなかったか

CHPとMHPが合同で昨日トルコ大国民議会に提出したイフサンオールの候補願いに署名をしなかったCHPの国会議員は以下。

デニズ・バイカル、アリフ・ブルット、オスマン・カプタン、ユルドゥルアイ・サパン、ギョクハン・ギュナイドゥン、メティン・リュトゥフ・バイダル、イル ハン・ジハネル、アドゥナン・ケスキン、シュヘイル・バトゥム、アリ・ハイダル・オネル、オクタイ・エクシ、ヌル・セテル、ビルギュル・アイマン・ギュレ ル、ギュルダル・ムムジュ、シェヴキ・クルクロール、イサ・ギョク、ヒュセイン・アイギュン、ディレキ・アカギュン・ユルマズ、アイリン・ナズアカ、ウミット・オズギュムシュ、エミネ・ウルケル・タルハン。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:34521 )