■来週、最大規模の風力発電所を稼働
■シャーキル氏:停電危機が苦悩の種、危機解決を希求
【本紙:サイード・ヒジャーズィー】
新エネルギーそして電力エネルギー担当大臣であるムハンマド・シャーキル氏は、停電危機が同氏を苦悩させていることを強調し、消エネという重要な役割による市民の支援でこの危機の解決を試みていると述べた。また、同省はできうる範囲内で行うものではあるが停電の危機に対応するためのあらゆる措置を講じており、現在の停電の危機に立ち向かうことは、同省の当面の最重要課題であると強調した。
シャーキル氏は発電所に必要な燃料の確保のための早急な解決案を見つけるために、石油省との広範な調整と合意が行なわれているが、当面の間は電力負荷を減らすほかないと述べた。そしておととい(1日)、ピーク時の電力負荷は1,590メガワット削減され、今日の負荷は25,500メガワットに達した。
また、エネルギー関係機関が全体として苦悩している深刻な危機の中、事態は容易ではないことを明らかにし、その理由は政府のエネルギー供給源が限定されているためとした。そして、現在、同省は、エジプトの再生可能エネルギー源を有効活用するための、包括的な戦略を用意していると述べ、、アラブそしてエジプトの真の民間資本を誘致する事で、来るべき段階では風力や太陽光エネルギーへの投資に、大きな関心が寄せられるだろうと強調した。
シャーキル氏は来週中にスエズ湾にある最大の風力発電所を稼働させる予定であることを指摘した。これにより、統合電力網に220メガワットが加わることになる。
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( 翻訳者:立松恵 )
( 記事ID:34561 )