■グテーレス高等弁務官:ヨルダンにおけるシリア難民の現状を追跡
【アンマン:アナトリア通信】
アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は本日(8日)ヨルダンを訪れる。地方の情報筋によると、グテーレス高等弁務官は、ヨルダン政府高官らと会合し、両国の戦略的関係や地域の最新の情勢について議論する予定だ。
グテーレス高等弁務官は、アンマンで記者会見を開き、ヨルダンに拡散しているシリア難民の現状について焦点を当てる。
ヨルダンはシリアの隣国の中でレバノンに次ぎ、2011年のシリア危機勃発以来、シリア難民を最も受け入れてきた国だ。両国間の陸の国境の長さは375キロメートルに及ぶ。そこにはシリア難民が入国する際に合法的に越境するための検問所がいくつか存在する。
ヨルダンにいるシリア人の数は130万人以上に昇る。公式に発表された統計によると、その内60万人以上は難民登録されており、その内の12万7,000人以上は割り当てられた難民キャンプに住む。
ヨルダンには5つのシリア難民キャンプが存在する。ザータリ・キャンプ、アズラク・キャンプ、「ムリージーブ・フフード」の名で知られるアラブ首長国連邦の難民キャンプ、ラムサにある公園難民キャンプ、シリア難民に加えてシリアにいたパレスチナ人難民を収容するサイバー・シティー難民キャンプだ。
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( 翻訳者:谷山ひかる )
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