イスラエル:ラファフのパレスチナ人家屋を攻撃
2014年07月11日付 al-Hayat 紙


■イスラエルがラファフのパレスチナ人家屋を攻撃

【ガザ:アナトリア通信、AFP】

イスラエル軍はガザ地区に対して空爆を継続しており、メディアが報告した情報によると、金曜日(11日)の朝、ガザ地区南部のラファフにある民間人の家屋を狙ったイスラエルの空爆により、パレスチナ人一家の5人が殺害され、15人が負傷した。

パレスチナ保健省のアシュラフ・カドラ報道官は「ラファフ市の民間人が住む家屋を狙ったイスラエルの空爆により、パレスチナ人のガンナーム一家5人が殺害され、15人が負傷した」と述べた。

それより以前に、カドラ報道官はガザ地区南部のラファフ市にある他の家屋を狙ったイスラエルの空爆により、少女(10歳)1名が殺害され、5人が負傷し、さらにガザ市南部のタッル・ハワー地区にあるアパートを狙った空爆により、パレスチナ人が1名殺害された。最終的な結果ではないものの、(現段階で)イスラエルの攻撃が始まった火曜日(8日)以降、殉死者の数は100人以上に達した。

イスラエルの空爆は(ガザ地区の)病院に対して深刻な被害を及ぼし、空爆があった直後、パレスチナ保健省は患者を病院の建物から避難させざるを得なかった。同省がプレスリリースで伝えた。

関連して、世界保健機関(WHO)はパレスチナ、とりわけガザ地区の保健医療機関は崩壊の危機に瀕しており、ガザ地区とイスラエルの間の紛争悪化により、医薬品や病院の発電機を動かすのに必要な燃料の深刻な不足に見舞われていると報告した。

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:34665 )