一昨日エルドアン首相は、ガザ攻撃を理由にイスラエルを非難したが、これに対し米国とエジプトから反発があがっている。
マスコミ向け説明会にて、ある新聞記者が「エルドアン首相が、イスラエルがガザで国家テロと虐殺を行っていると語った。これについてどう思うか?」との質問に、米国国防省広報担当ジェーン・プサキ氏は「まったくもって遺憾であり、誤った発言と捉えている。煽るような発言にメリットはない。停戦に向けた努力から目を逸らせるような発言だ。」と回答した。
エジプトのサミフ・シュクリ外務大臣も、エルドアン首相がエジプトのエル・シーシ大統領に対して「シーシ大統領は独裁者だ、なぜならクーデター首謀者であるから」と発言したことを批難している。シュクリ外相は「エルドアン首相のシーシ大統領に対する発言は、外交マナーに乗っ取ったリーダーとしての発言とは言えず、決して容認できるものではない。エルドアン首相の今回のふるまいが、ガザで血を流す人々を守ることにはならない。」と述べた。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:34768 )