保健相は「麻薬中毒にかかっている働く子供たちの間でのエイズ感染率は、社会全体の45倍にも及ぶ」と述べた。
ファールス通信の報道によると、ハサン・ガーズィーザーデ=ハーシェミー氏はさらに、「働く子供たちの全体数について、私たちは把握していないが、しかしある調査でわれわれが得た推計によれば、麻薬中毒にかかっている働く子供たちの間でのエイズウィルスの感染率は、社会全体の45倍にも及ぶ。この数字は極めて高く、懸念すべきものだ」と付け加えた。
同氏はさらに、「保健省は、こうした子供たちを見つけ出し、保護し、彼らに治療を施し、衛生環境を提供し、保健サービスを提供する用意がある。しかしこのことについては、慈善団体の協力にも期待している」と続けた。
同氏はまた、「働く子供たちは多くの害悪に直面している。彼らの間では栄養失調が広がり、エイズや感染症の蔓延も懸念すべき問題となっている。それゆえ、彼らに適切なサービスを提供することができるよう、われわれはまず何よりも、これらの子供たちを見つけ出すことが必要だ」と述べた。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:34818 )