エジプト:イードに向けて、アレクサンドリアと海浜地域は準備万端
2014年07月29日付 Al-Ahram 紙


■ イードに向けて、アレクサンドリアと海浜地域は準備万端

【フィクリー・アブドゥッサラーム】

イード休暇中の北西海岸やアレクサンドリアの海岸は、首相がイード休暇を週末まで延長するとの決定を下したことを受けて、1月25日革命以来見られなかった大混雑が予想されている。現在市民は、この三年間味わえなかった道中や、避暑地、行楽地での治安そして安全を感じているのである。

この兆しは、先週の金曜日に何千もの自家用車が、さまざまな地域からアレクサンドリアや北部の海岸に向かった事にも表されたが、そのことにより、関係当局者は道路の監視、海岸地帯の飾り付け、サービスの充実などの用意を強化した。

アレクサンドリアの治安局は、事前措置に乗り出した。具体的には、 迅速対応隊を設置、交通違反者逮捕キャンペーンを行い、渋滞や行楽地などでの混雑をなくすため複数の交通監視ポイントを追加的に設置、(道路)整備を完結させ 、職務質問関係の部署を拡充させる、すべての行楽地、海辺やモール、マーケットなどでのセクハラや痴漢事件を検挙する、などである。また、諸関係治安局は駐在、および巡回のセキュリティ・ポイントを各道路に設置し、緊急事態に介入し対応できる迅速対応対策チームも設置する。

北部海岸のツーリスト・ビレッジでは、今までにないような娯楽サービスの充実を計った。女性専用の海水浴場やプールなどのリクリエーションサービスがそれで、これらは世界の観光地図に載るような地域にするための仮試行とみなされる。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:立松恵 )
( 記事ID:34873 )