アンタリアへの旅行者、1位はロシア―イスラエルからも好調
2014年08月02日付 Radikal 紙
ガザ地区侵攻が原因でトルコが明確な態度をとっているイスラエルから、アンタリアを訪れる観光客の数が、今年の7月までの期間で90パーセント増加した。
アンタリア文化観光局及びアンタリア空港不動産管理本部の資料によれば、今年1月から7月までの期間に、アンタリア空港及びガーズィーパシャ空港から街を訪れた観光客の数は、664万4,905人で、昨年の同期間に比べ7.5パーセントの増加率を実現した。2013年の同期間、空路でアンタリアを訪れた観光客の数は617万8,900人であった。アンタリアは、今年7か月間でロシア市場に大きな打撃を与えており、昨年の同期間に比べ17パーセント増の215万3,702人の観光客がロシアからアンタリアを訪れた。
■ロシアに次いでドイツ
アンタリアへ最も多くの観光客を送り出している国々のランキングに、ロシアに次いでドイツが134万2,287人で2位にランクインし、アンタリアのドイツ市場は2パーセントの減少であった。3位のオランダは今年の1月から7月の期間を減少で締めくくった。オランダからアンタリアを訪れた今年の観光客の数は昨年に対し5パーセントの減で28万8,862人だった。ベスト5の4番目に入ったイギリスはというと、昨年比7パーセント増加した。
■スウェーデンは5位
1月から7月の間に23万8,773人のイギリス人観光客が休暇のためにアンタリアを選んだ一方で、2013年から2パーセントの増加となったスウェーデンは、ウクライナで起きた政治的・経済的危機が影響して5位に順位を上げた。スウェーデンから今年7か月間でアンタリアへやって来た観光客の数は20万2,330人だった。政治的危機が経済的危機に転換したウクライナからは、今年7か月間に休暇のためにアンタリアを訪れた観光客の数は18万2,347人であった。今年のウクライナからの観光客数は、昨年に比べ16パーセント減少した。
■イスラエルからの観光客は影響を受けず
1月から7月までの期間で、アンタリアへの観光客数の増加率が最も高かったのはイランだった。今年7か月間に、7万7,575人のイラン人観光客が休暇にアンタリア空港から街へ入り、増加率は昨年に比べおよそ3.5倍だった。アンタリア空港不動産管理本部のデータによると、昨年のイランからの観光客数は1万7,056人だった。
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( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:34937 )