臓器密売組織、情報省によって摘発
2014年08月06日付 Jam-e Jam 紙
「血液型O型の腎臓、買います」と書かれたチラシ
「血液型O型の腎臓、買います」と書かれたチラシ

 「時のイマームの無名戦士たち」〔※情報省の職員のこと〕による諜報活動によって、臓器密売組織が特定され、司法機関の協力により、容疑者7名が逮捕された。

 情報省広報局が伝えた。容疑者らの自白によると、この組織のメンバーらは身分証を偽造し、関係する〔医療〕機関の責任者らを欺すことで、違法な目的〔=移植用の臓器の入手〕を実現させていたという。

 イラン・イスラーム共和国は臓器移植、〔中でも〕腎臓移植に関する国際的な条約に加盟しており、また国内法規も腎臓の提供者と受益者は同一国籍の者でなければならないとしている。こうしたことから、我が国の責任感高き医療界は一部の悪徳商人〔の誘惑〕を拒絶することで、医師としての職業上の神聖なる立場を汚すようなことはないだろう。

Tweet
シェア


関連記事(違法な腎臓移植手術、年間1000件)
関連記事(子供の安全確保が急務)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:35057 )