墜落した140型機:同4機も部品不足で飛行不能、1機はウクライナで修理中(1)
2014年08月12日付 Jam-e Jam 紙


[8月10日のメフラーバード空港における]アントノフ140型機の墜落により、現在イランでは、同機種の航空機は、一機も運航していない。イラン民間航空庁長官は、《ソフラーブに死後の妙薬》[遅きに失し、効を奏してない]の対応で、この不良航空機の飛行を禁止した。

イラン国営通信によれば、民間航空庁長官の通達により、アントノフ140型機の運航が禁止された。
アリーレザー・ジャハーンギール同長官は、これについて次のように述べた。

モルダード月20日[8月11日]から国内の民間飛行場でのアントノフ140型機の飛行を禁じるという大統領の命令と道路都市整備相からの通達により、同機種の運航が禁止された。

さらに、道路都市整備省次官は、2日前に墜落したアントノフ140型機が、イランの空を飛んでいた最後の飛行機であったと述べ、こう発言した。

4機のアントノフ140型機は、部品の不足により飛行不能であり、もう1機はウクライナで修理を行っている。

アフマド・マジーディーは同次官は、墜落事故以前に、何機のアントノフ140型機が飛行していたのかとのメフル通信の取材に対し、こう答えた。

墜落した航空機が、イランで運航していた最後のアントノフ140型機である。現在は同機以外は運航していない。[…]同機種の航空機のうち1機は、修理のためウクライナに送られ、一ヶ月後にはイランに引き渡される予定である。しかし、大統領命令を踏まえれば、同機の運航は許可されないであろう。


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( 翻訳者:画竜点睛 )
( 記事ID:35066 )