フィクリ・ウシュク科学産業技術相は、2020年までにトルコが国産車の生産を実現させると述べ、電気自動車だけでなくハイブリット車の技術に関しても強く言及した。このためには勇敢な振る舞いだけでは立ち行かないだろうと強調するウシュク科学産業技術相は、「勇敢さだけでうまくいくはずがない。5つの主要な設備をもとに計画を進めている。これらの仕様が具体的に固まればまた発表する」と話した。

ウシュク科学産業技術相は、昨日公正発展党(AKP)の本部受付前で記者らの質問に対し国産車生産に関する取り組みについて語った。同相は以下のように話した。
「2020年までには国産車の生産を始める考えだ。自動車メーカーのハイブリット車への移行プロセスはゆっくりと前進している。このことはわれわれにとって迅速に対応するチャンスとなる。国産車生産の戦略に関しては以前明らかにした。トルコ科学技術研究会議(TÜBİTAK)において現在進行中だ。勇敢さだけでは立ち行かない。ある人にとっては、これは大きな負担となる可能性もある。ハイブリット車の流れが現在は商業化している。われわれも世界の動きを見失うことのないよう追っている。道筋を示す地図は明白にできている。5つの主要な設備をもとに計画を進めている。それはバッテリーや電子部品、プログラム、電気モーター、そしてオルタネータの5つだ。これらすべてにおいてそれぞれ別の取り組みを行っている。これらの仕様が具体的に固まればまた発表する。」

またウシュク科学産業技術相は、「自動車革命に関して当時の政権が正しい行動を起こしていたならば、現在のトルコにはヒュンダイぐらい大きな自動車メーカーが存在していただろう」とも話した。

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（ 翻訳者:指宿美穂 ）
（ 記事ID:35083 )