アブドゥッラー・ギュル大統領は送別の宴で重大な発表を行った。ここのところ議論の的となったエルドアン氏の後任は誰になるかという疑問を解消した。大統領はそのスピーチの中でダヴトオール氏が新首相となる予定だと示唆した。
更に以下の様に言葉を続けた。「私の見る限りでは、ダヴトオール氏が後任となるだろう。彼がうまくやってくれることを望む、公正発展党(AKP)党内で私に対し不遜な言動があった」と述べた。
ダヴトオール氏を政界に引き入れたのは自らだと明らかにしたギュル大統領は、AKPにいつ回帰する予定かという事に関し、「自己の政治的アイデンティティに回帰する事は至極当然である。いつ党員となるかは形式的な事である、私は党創立者である。自らの党がうまく行くよう自己の経験を伝達していくつもりだ」 と述べた。
■ 新首相を発表した
「あなた方がおっしゃる通り、党大会が大統領引き継ぎ式前日に開催される。予想では後任の同僚はアフメト外相の予定である。同外相を政界へと引き込んだのは、私だ。私が首相就任時に、彼が大使を務めた事は記憶にあるだろう。以後、彼は外務省で我が側近となり、共に仕事をした。彼は我々以後の世代の我々の思想潮流の中で貴重な人材の一人である。当然うまくやってくれると信じている。彼自身が成功するということはトルコの成功を意味する。当然、我々皆も経験的蓄積を以て支援していく所存だ。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:35124 )