イラク:米政府、イラクの「ダーイシュ」に対して新たに5回の空爆を実施
2014年08月29日付 al-Quds al-Arabi 紙


■米政府、イラクの「ダーイシュ」に対して新たに5回の空爆を実施

【アナトリア通信】

米国戦闘機は木曜(28日)、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の構成員を標的として、モースル・ダムとアルビール市付近に対し、新たに5回の空爆を実施した。

木曜夜に米中央軍司令部から発せられた声明では、戦闘機が5回の空爆によりイスラーム国のハンヴィー1台と戦車1台および装甲車両4台を破壊したと発表された。

また声明では、米国戦闘機が「ダーイシュ」に対して実施した空爆の数は、今月(8月)の8日から現時点までで、計106回に上ったと指摘した。

「イスラーム国(ダーイシュ)」とこれに追随するスンナ派民兵は、今年6月10日にニネヴェ県の広範な地域を支配した。このとき、イラク国軍は大量の武器や装備を置き去りにしたまま、無抵抗でこれらの地域から撤退した。その後、イラク北部・西部では混乱が広がったままだ。

同様のことは、サラーフッディーン県(イラク北部)の諸都市や、同じく北部のキルクーク県(タアミーム県)キルクーク市、東部のディヤーラー県でも起きた。また、そのさらに数カ月前には、西部アンバール県の諸都市でも同様のことが発生した。一方、イラク国軍はこれに同調する武装民兵組織の協力を得て武装集団の排除に成功しており、同様にペシュメルガ部隊(イラク北部地域・クルド人自治区の軍)も活躍を見せた。イラク国軍とペシュメルガ部隊はここ数週間の激しい戦闘の末、複数の都市や街の奪還に成功した。

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:35217 )