アフメト・ダウトオール内閣における、クルド問題解決プロセスの実行メンバーが集められた。そこでは、新たなロードマップとテロ対策法改正の実現について話し合われた。
アフメト・ダウトオール内閣初のクルド問題解決プロセス会議がアンカラで開かれた。会議は首相府中央ビルでメディアに非公開で行われ、2時間半続いた。
会議にはビュレント・アルンチ副首相、アリ・ババジャン副首相、ヤルチュン・アクドアン副首相、ヌマン・クルトゥルムシュ副首相、ベキル・ボズダー法務大臣、エフカン・アラ内務大臣、マヒル・ウナル公正発展党(AKP)会派副代表、ファーリ・カスルガ首相府事務次官、ハカン・フィダン国家諜報機構(MIT)事務次官が参加した。彼らは解決プロセスの新たな実行メンバーとなる予定である。
■ネジデト・オゼル参謀総長と2時間の会議
ダウトオール首相は会議の前に、ネジデト・オゼル参謀総長と2時間、ハカン・フィダン(MIT)事務次官と1時間の話し合いを行った。オゼル参謀長は8月30日のレセプションでの声明で、「我々は解決プロセスに関するロードマップがどうなるのか知らない。なぜなら我々はその中にいないからだ。一線を越えたなら(軍事的解決が必要になれば)、必要なことを話す」と述べていた。
ベシル・アタライ元副首相はタイイプ・エルドアン大統領の首相時代に解決プロセスの最重要人物の一人であったが、AKP広報として午前中声明をだし、10月1日までに新しいロードマップを形作ると話した。
解決プロセスの会議においてもテロ対策法の改正を実現させ、新たなロードマップが出されるとみられている。
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( 翻訳者:百合野 愛 )
( 記事ID:35256 )