反響呼ぶクルチダルオールCHP党首の「ラク宴席での政治談議」批判
2014年09月06日付 Milliyet 紙
クルチダルオール党首:ラク宴席でトルコを救おうとする者たちを党から排除する。私はしっかりと働く者を必要としているのだ。ラク宴席で政治談議をする者ではない。
共和人民党(CHP)の総会で演説をしたクルチダルオール党首の「ラクとエリート主義者」発言はソーシャルメディアで大きな反響を呼んだ。
クルチダルオール党首は演説の中で次のように語った。「CHPはエリート主義者の政党だと言われる。エリートであることとエリート主義者であることは別だ。私はエリート、つまり選良者たちに対しては敬意を抱く。彼らは聡明だ。座って話をし、自分の考えを世間に知らしめ、世間を啓蒙する。しかしそれとは別にエリート主義者もいる。彼らはラク宴席でトルコを救う。私はCHPから彼らを排除する。皆よく理解するように。私はしっかりと働く者を必要としているのだ。ラク宴席で政治談議をする者ではない。彼らは私たちが計画を策定した時、外に出て説明しただろうか。なんでもかんでも党首に期待してはいけない。 私はしっかり働く。私はエリート主義を否定する。私はデルスィム出身のケマルだ、革命主義者のケマルだ。私は人が好きだ。政治に対して希望を持っている。 国民に奉仕することだ。私の母と姉は読み書きができない。私は家族で唯一大学を出た。私は共和国が生んだ子供だ。信仰上、社会の慣習上、間違ったことはしてこなかった。私の辞書には、物盗りや[神の僕としての]人の権利を犯すなどという文字はない…。」
■この発言の後にツイッターで多くの論評がなされた。その一部が次の通りだ。
―公正発展党(AKP)ですらラクを飲んだ者は排除すると言っていない。すっかり右派傾向だ。
―クルチダルオールは少し前にラク宴席で始まるその長い話をした後、イズミルで得票率を5%落とした。
―ラク宴席を政治の道具にしないでください…。
―この発言は気に入った。ラク宴席の度にぺらぺらとしゃべるのにはもううんざりだ…。
―ラク宴席に何を期待しているのだ、クルチダルオール!
―エリートになるのはなんて簡単なんだ。ラクを飲めばそれでいいのだろう。
―あんた、そのラク宴席のことは放っておいてくれ。ラク宴席があんたに何をしたと言うのだ。
―反響を呼んだ発言は「私はしっかりと働く者を必要としているのだ。ラク宴席で政治談議をする者ではない」ケマル・クルチダルオール
―エリート主義を否定し、ラク宴席で国家の問題を解決しようとする者たちを排除しようとし、デルスィム出身のケマルだ、と自称する彼が好きだ。
―私がなぜこんな風に自分はエリートだと言っていたかというと、どうやら毎晩ラクを飲んでいたかららしい。
―ラクを飲む人たちに最終宣告。
―ラク宴席の代わりに「座会」などと言ったら良かったのに。
―ラク宴席で国を救った人たちは痛手を負いましたね。排除されましたね。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:35279 )