イラク:米政府、アバーディー首相の軍再建および行政改革を支持
2014年09月11日付 al-Hayat 紙


■米政府、アバーディー首相の軍再建を支持

【バグダード:本紙】

イラクのアバーディー首相は昨日(10日)、米のジョン・ケリー国務長官と会談した。同国務長官は、「ダーイシュ(ISIS)」との戦いに向けて国際的な連合を形成するべく、バグダードを出発地に中東歴訪を開始した。両者の話合いは、イラク国軍再建・再生の重要性、および種々の集団に国家機関への参加を可能とする改革の開始に重点が置かれた。アバーディー首相は、テロ撲滅に向けて今月(9月)15日にパリで開かれる国際会議への参加を促すフランソワ・オランド仏大統領の呼びかけに応じた。

一方、防衛相と内相のポストを巡っては、依然、アバーディー首相とシーア派諸勢力の間で協議が継続したままだ。対して、スンナ派勢力は、ジャービル・ジャーバリー氏の防衛相就任を支持する姿勢を維持した。

ケリー国務長官は、記者会見においてアバーディー首相に向けて以下のように述べた。「われわれは軍再建計画、およびイラク社会に住むあらゆる集団が話し合いのテーブルに付くことを可能にするための広範な改革措置の履行を歓迎する」。

同国務長官は、「バラク・オバマ大統領は対ダーイシュの軍事行動と空爆の内容について言及するだろう」と述べ、「イラク及び地域の安全と安定の実現」を願うと表明した。

ケリー国務長官訪問後、イラク政府の像はより明らかに見え始めた。アバーディー首相は内相にバドル組織のハーディー・アーミリー代表を就任させる考えを見直し、カースィム・ダーウィド氏、ファーリフ・フィヤード氏、シャルワーン・ワーイリー氏など、他の人物の就任を考え始め、彼らの内の一人の就任をシーア派勢力が納得することを望んでいる。しかし、首相に近しい筋によると、カースィム・アウラジー氏を含む他の大臣候補をバドル組織から選出することはできないと同組織を納得させることにおいて、アバーディー首相は困難に直面している。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:35318 )