モタッハリー議員「ハータミー師は、最高指導者への見舞いを許されなかった」(2)
2014年09月25日付 Mardomsalari 紙
モハンマド・レザー・ターベシュ議員(ILNAより)
さらにモタッハリー氏は、「国民的融和」に関するターベシュ議員〔※4〕の提案についての質問に答えて、次のように発言した。
同氏の発言の根本は好ましく、国にとって必要なものだ。なぜなら、近年、齟齬や誤解が生じており、これは取り除かれるべきであるし、神の思召しにより、国民的融和と国民的団結が実現されることが望まれる。
テヘラン選出国会議員のモタッハリー氏は、ハータミー師による最高指導者への見舞状についても次のように述べた。
この行動は基本的には好ましいことであった。もっと言えば、ハータミー師氏が最高指導者のもとに見舞いに訪れてもよかったのだ。ただそれは、許されなかったのだが。
※訳注4:モハンマド・レザー・ターベシュは改革派国会議員でハータミー元大統領の甥。ラフサンジャーニー師、ハータミー師、ナーテグヌーリー師らを中心に政治的に異なるグループ間の融和が実現されるよう主張している。現政権では環境保護高等評議会メンバー。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
まえを読む
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:アナヒト[弐] )
( 記事ID:35467 )