エーゲタバコ輸出機構の発表によれば、タバコとタバコ製品の輸出がこの一年で12パーセント増加し、11億ドルを超えたということだ。今年の1月~9月の輸出額は、13パーセント増の8億936万5千ドルだった。
輸出の増加には2013年のタバコ生産量の増加が背景にある。2012年に4万5千トンまで減少したトルコのタバコ生産量だが、2013年に8万6千トンに増加した。2013年にタバコとタバコ製品の輸出額は9億600万ドルになった。
発表では、トルコ輸出議会の理事兼エーゲタバコ輸出機構副理事長のノヤン・ギュレル氏の見解についても触れられ、部門の輸出がこの一年で10億ドルを越えたことに喜ばしく思っているとコメントした。
ギュレル氏はタバコ部門が達成した11億ドルの輸出のうち、5億6300万ドルを葉煙草が占めていると強調し、輸出でタバコによる利益が4億3,800万ドルになったと述べた。
■契約生産が増加
ノヤン・ギュレル氏は、タバコ生産の大部分が「契約により」行われていると話し、エーゲ海地域に加えて東・南東アナトリア地域でタバコ農家と契約したと話す。「東・南東アナトリア地域の1万の農家と交わされた契約で生産量が8,500トンに上った。東・南東アナトリア地域での生産はタバコ部門の輸出を後押ししている。部門が望んでいる再輸出加工制度に許可がでれば、タバコの2023年の目標である12億ドルに簡単に届くどころかそれを超えると見込んでいる」
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( 翻訳者:百合野 愛 )
( 記事ID:35501 )