イラク:シーア派集会所を標的とした自爆攻撃により15名死亡
2014年10月19日付 al-Hayat 紙


■バグダード:フサイニーヤ(シーア派集会所)を標的とした自爆攻撃により15名死亡

【バグダード:AFP】

治安・医療筋が伝えたところによると、バグダード西のフサイニーヤ(シーア派の集会所)を標的とした自爆行為によって、少なくとも15名が死亡。

同筋は「自爆用ベルトを身につけた自殺犯が、バグダード西に位置するハーリスィーヤ地区のアッバース・アーディリー集会所内で自爆した」と明らかにした。これにより、少なくとも15名が死亡、30名が負傷。

今回の攻撃は、ここ数日バグダード内の地区を多数狙った一連の爆破攻撃に加わるかたちとなり、結果、死傷者数十名もが犠牲となった。

日曜日の爆発に関することは、いまだなにも明らかになってはいないものの、自殺行為はとりわけ、イラク、シリアの広大な領域を支配しているイスラーム国のメンバーらなど、イスラーム過激派による犯行が多いということがわかっている。

イスラーム国のメンバーらは、米国主導の国際的な有志連合が、シリア、イラクにおける過激派組織の拠点に対して空爆を実施しているにもかかわらず、ここ数週間でイラク西部のアンバール県に侵攻。同県は、バグダードと一部隣接、300キロメートル以上にわたりシリアと国境を接している。国際連合の報告によると、イラクでは9月の間に暴力行為が原因で1,100名以上が殺害されている。

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:35614 )