■エジプト：公立大学から退学処分になった学生の私立大学への受け入れ禁止

【ハッジャージュ・フサイニー、ヒバ・アラー・ハーフィズ、ムハンマド・アティーヤ】

私立・民営大学委員会は議長のサイード・アブドゥルハーリク高等教育大臣の下、昨日開催された議会で、「10月6日大学」本部で専門学校や公立大学で懲戒処分のため退学になった学生の私立大学への受け入れをしないことを確認した。

また同委員会はシナイ大学への合格点数を最低限10%引き下げることを承認した。これは就学期間中シナイに住むことを条件に、シナイの住民やシナイの普通高校を卒業した学生のためのものである。点数の引き下げは今年の後期セメスター以降に実施される。会議では、まず始めに委員会メンバーが起立し、国家の為に殉教した治安部隊員や警察、市民等のために一分間の黙とうをささげた。そして会議はこのような卑怯（ひきょう）なテロ行為に対しての拒絶と非難の意を示した。

一方で、昨日（28日）11人のテロリストのムスリム同胞団の学生を逮捕した。これは、大学構内の限定デモに彼らが参加した直後のことで、治安部隊は6つの粗製爆弾と発煙筒を２つのスーツケースから発見した。またミニヤでは、大学は大学構内で10月15日に暴動の行進を組織したとして、同胞団の学生6人を3週間の停学処分に処することを決定した。

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（ 翻訳者:立松恵 ）
（ 記事ID:35712 )