エスファハーン州警察長官のアーガーハーニー司令官も昨日、コメントの中で「警察が得た証拠から分かるのは、酸かけ魔は反社会的な人格の持ち主であり、特定の動機を持って女性の顔に酸をかけて逃亡した、ということである」と述べた。
同氏は〔フェイスブックなどの〕ソーシャル・ネットワーキング・サイトで伝えられている情報を否定し、「被害者らの年齢は様々であり、市民はソーシャル・ネットワーキング・サイトに流れている噂に耳を傾けてはならない」と強調した。
〔‥‥〕
■ 酸をかける行為は一般法および聖法上の刑罰の対象である
エスファハーンの臨時金曜礼拝導師のホッジャトルエスラーム・モハンマド・タギー・ラフバルは同市内で起きた最近の酸かけ事件を非難して、「こうした行為は非難されるべきものであり、聖法上の刑罰や賠償の対象となる。このようなことをした者は、コーランの裁きと同害報復刑(キサース)を受ける」と述べた。
他方、国会の司法委員会の委員を務めるモハンマド・アリー・エスファナーニー氏も、エスファハーンで起きた酸かけ行為を非難した上で、
司法権ならびに治安維持軍は可及的速やかに、エスファハーンの女性たちに酸をかけた犯罪者たちに毅然とした対応を取り、彼らに自らの行為の報いを受けさせるべきだ。そのような状況になって初めて、社会に安全が戻り、市民にも平穏が訪れるのである。また、この問題は司法委員会にも提起し、この事件の調査委員会を設立するよう、委員らへの説得を試みているところだ。
と述べた。
〔‥‥〕
この記事の冒頭に戻る
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:春 )
( 記事ID:35759 )