エジプト:軍がテロリスト19人の殺害を宣言
2014年11月09日付 al-Hayat 紙

エジプト軍はテロリスト19人の殺害を宣言

【カイロ:本紙】

エジプト軍は、先月10月24日からおととい(7日)までの期間中に、シナイ半島およびその他の県でのテロリストグループの温床をターゲットとした取り締まりを通して、「テロリスト」19人を殺害、数百人を逮捕したと公表した。

また武装組織は、10月24日にシナイ半島アリーシュ市東の軍の検問所「カラム・カワーディース」にある待ち伏せ地点を攻撃し、兵士30人を殺害した。この出来事の後、軍の最高評議会は、シナイ半島での軍事作戦の範囲の拡大、作戦のためのさまざまな武器を装備した大量の部隊による増員、加えてガザ地区との国境に緩衝地帯を確立するために同国境線500メートルの撤去を決定した。

軍のスポークスマンであるムハンマド・サミール准将は声明の中で以下のように述べた。「軍の兵士らは、作戦の期間中、イスマイリヤ、ドゥミヤート、ダカリーヤなどのシナイ半島北部の各県で、「テロの温床」に対する取り締まりで多くの成果をあげた。その結果、「危険度の高いテロリスト分子」であり、待ち伏せしていた軍兵士への攻撃や簡易爆弾の設置にも加わった3人を含む、19名の「テロリスト」殺害した。また、「アンサール・バイト・マクディス」の分子およびタクフィールによるジハード思想を持つ「危険度の高いテロリスト分子」を含む、「テロリスト分子」249人を逮捕したと付け加えた。

また同スポークスマンは、軍が、兵士と警察に対するテロ作戦の実施において使用された種類の異なる16台の自動車と8台のバイクの押収と破壊、さらに306軒のテロ分子の住居や3つの武器弾薬庫、爆薬庫、そして5つの爆薬貯蔵庫の解体爆破を行ったと説明した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:鈴木友梨 )
( 記事ID:35819 )