G20サミットで、ダヴトオール首相、オバマ大統領と会見
2014年11月15日付 Milliyet 紙
安部首相、オバマ大統領、ダヴトオール首相
トルコのアフメト・ダヴトオール首相がオーストラリアで開催されたG20サミットで米国バラク・オバマ大統領と会見を行った。会見ではシリア・イラク問題が取り上げられたことが明らかとなった。
首相府の情報筋から得られた情報によれば、サミットのためオーストラリアのブリスベンを訪問していたダヴトオール首相は、サミットに出席している各国首脳と二者協議を続けている。ダヴトオール首相は、米国オバマ大統領を含むG20サミットに出席中の各国首脳らと会見を行っている。
■開催国の豪トニー・アボット首相とダヴトオール首相
ダヴトオール首相はクイーンズランド議事堂内での昼食時に米オバマ大統領、英デビッド・キャメロン首相、仏フランソワ・オランド大統領、日本の安倍晋三首相、南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ首相と同席。ダヴトオール首相はオバマ大統領とキャメロン首相、安倍晋三首相らと長めの会見を行ったことも明らかになっている。
また、G20サミット開会直前にダヴトオール首相と米オバマ大統領と手短に言葉を交わし、二人の間に座っていたキャメロン首相も会話に参加していた。
■オバマ大統領とイラク・シリア問題協議
ダヴトオール首相とオバマ大統領の会見ではシリア・イラク問題について協議された。この会見は長時間にわたった。会見では、オバマ大統領に対しミャンマーのイスラム教徒コミュニティの権利を尊重するようにとの提言を行ったスピーチについて謝意を示したことも明かされた。
ダヴトオール首相は、独アンゲラ・メルケル首相や、韓国、インドネシアの主席らと一堂に会し、また露ウラジミル・プーチン大統領とも短い会見を行った。
今回のサミットでホスト都市となったブリスベンのあるクイーンズランド州で発行されている” The Courier Mail”紙は、出席した各国首脳らの写真のモンタージュを作り、「楽園へようこそ」という見出しを掲載した。
一方、実業家のルパート・マードック氏がCEOを務める“News Corp Australia“紙系列のタブロイド紙は、G20サミットのために特別に組まれた特集を設けた紙面で、ダヴトオール首相と伊マッテオ・レンツィ首相がサーファーになったイラストを掲載した。
■集合写真
オーストラリアのブリスベンで開催されたG20首脳サミットでは「グローバル経済:拡大強化と事業投資」と題された一つ目のセッションが終了した。ブリスベン国際会議場で、メディア非公開で開催されたこのセッションでは、ダヴトオール首相とオバマ大統領、キャメロン首相、プーチン大統領、メルケル首相らを 始めとするG20各国首脳が参加した。各国首脳らはメディア非公開の第一セッションを終え、国際会議場にて「集合写真」を撮影するため再び集まった。サミットの集合アルバムにはダヴトオール首相も写っており、集合写真の前列右側に座ってポーズをとっている。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:35874 )