エジプト:世界未来エネルギーサミットに参加予定
2014年11月26日付 al-Hayat 紙

■エジプト、太陽光発電事業に10億ドルの投資を計画

【カイロ:マールスィール・ナスル】

エジプト政府は、中東・アフリカ地域のクリーンエネルギー部門で伸長する投資機会について討議するため、来年1月19日から22日にかけてアブダビにて開催が予定されている、世界未来エネルギーサミットに参加する。両地域は、再生可能エネルギーについて世界的に期待されている最重要市場である。

同サミットには、再生可能エネルギーおよびクリーン・テクノロジー両分野での新たな事業機会の創出を目的として、各国首脳、意思決定者、また産業・科学技術・融資分野の専門家に加え、多くの政府当局の担当者が集う。同サミットは、アブダビで来年の1月17日から24日まで一週間にわたり開催される「アブダビ持続性週間Abu Dhabi Sustainability Week(ADSW)」の一環として行なわれる。この催しは、経済発展、水の安全確保、貧困解決、エネルギー問題、気候変動などの課題を議論するため、3万2千人の参加者を惹き付ける世界的プラットフォームとなるものである。そしてこのプラットフォームは、これらの問題の解決策の普及、継続的発展、クリーン・エネルギーの実践に影響を与えるものである。。

また、同サミット代表団を率いるエジプト電力大臣ムハンマド・シャーキルは、「サミットは、世界のエネルギーのうち50%から70%のエネルギー生産・供給の能力をもつ中東・北アフリカ地域においての、再生可能エネルギー、またその持続的発展に特化した最大のイベントである。またこの地域は再生可能エネルギー技術を使用した淡水化事業に主導的役割を果たし、同事業での全世界のエネルギーのうちのおよそ60%に寄与している」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:長馬大知 )
( 記事ID:35971 )