HDPデミルタシュ共同党首、クルド問題解決へ日程提示
2014年11月25日付 Milliyet 紙
(クルド問題の)解決プロセスで重要な進展があった。人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首が、「交渉が順調に進めば、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)は初春に武装解除を受け入れることができる」と語った。
人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首から解決プロセスに関連する重大発表があった。デミルタシュ共同党首は、PKKの武装解除が検討されたことを明らかにし、以下のように語った。
「政府とおこなった会合におけるもっとも重要な議題の中に、(PKKの)「完全な活動停止」と「武装解除」があります。交渉での進展が確かなものになれば、 次は武装解除が議題となります。この件で、最終的な判断を下す人物はオジャランです。プロセスが順調に進めば、その(武装解除)呼び掛けは初春におこなわれるでしょう。」
■イムラル島訪問の許可を待っている
「私たちは、再びイムラル島(オジャラン)を訪問するために必要な申請をおこないました。出発日については、まだ何も伝えられていません。法務省から返答がくればすぐに、島を訪問する予定です。(許可の)遅れは、HDPと政府との間の交渉に原因があるとは思いません。政府代表団とオジャランとの間の会合は続いているとみられるからです。このことにより、イムラル島への私たちの訪問が遅れていると信じています。」
■提案したメンバーに支障なし
「モニタリング委員会のために私たちが提案したメンバーについて支障があるとは考えていません。この問題では、政府から如何なるフィードバックもありませんでした。提案したメンバーを政府が拒否したとの主張は、憶測であり、事実ではありません。」
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:36005 )