アラブ連盟:パレスチナ占領の終結に向けた計画を決定
2014年11月30日付 al-Hayat 紙

■アラブ連盟:アラブ諸国の外相は、時間枠に沿ったパレスチナ占領終結のための行動計画を決定

【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】

アラブ連盟は昨日(29日)、イスラエルによるパレスチナ占領終結のためのアラブ諸国の行動計画について決定した。このなかには、アラブ諸国による、国連安保理の正式枠組みでの占領終結に向けた特別決議草案の提出、また本件についての安保理諸国及び地域・大陸・国際的枠組みにおける議論の継続が含まれている。

連盟議会は、モーリタニアを議長国として開催された本臨時外相会談の最後に、次期議長国であるクウェートの主導のもと、特別決議草案採択に向けて国際的支援を集めるための連絡や訪問に必要となる手順について確認する、モーリタニア(現議長国)、ヨルダン(国連安保理非常任理事国)、パレスチナ、連盟事務局による公開会談を行った。また外相らは、国際刑事裁判所(ICC)などの国際機関、条約、協定に加盟しようとする.パレスチナの努力を支持した。

加えて外相らは、二聖都の守護者、アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・サウジアラビア国王が提案し、2002年夏の(アラブ連盟による)ベイルート・サミットで採択された「アラブ和平イニシアチブ」の順守を強調した。これは依然としてパレスチナ問題解決のための最善策であり、その原則に基づいて交渉の再開、イスラエルによるパレスチナ占領の終結、パレスチナ国家の建設を求める(他の)諸々のイニシアチブとの建設的な相互作用とされる。

(後略)

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( 翻訳者:篠原桃子 )
( 記事ID:36046 )