事件はどのように起きたのか
ロレスターン州教育委員長は、生徒と殺害された教師が衝突した理由について、ジャーメ・ジャム紙に「アーザル月1日(西暦11月22日)土曜日の朝11時、「バスィージ45メートル通り」にある「ハーフェズィー男子高校」勤務の43歳になる教師が負傷したとの情報が、学校関係者に伝えられた」と述べた。
グーダルズ・キャリーミーファル氏は続けて、次のように述べた。
勤続23年のこの教師には、10歳の息子と3歳の娘がいた。この教師が殺害された後、学校関係者に対して行われた取り調べで判明したのは、モハンマドという名の逃亡中の殺害犯は事件当日、これまでの欠席を説明するために父親と一緒に登校したということ、そして当日父親は、別の日に息子が休学するための許可を学校から得ようとしていたこと、であった。
同氏はさらに、次のように指摘した。
彼らが学校を訪れた際に、殺害犯の父親が知らされたのは、彼の息子は物理の成績が極めて低く、学業の状態を改善させるためにはかなりの努力が必要である、ということだった。この若者の父親はこの事実を知らされて、今後は息子にもっと勉強させることを〔学校側に〕約束した。事件を目撃したクラスメートによると、殺害の容疑者は教室のドアを開け、授業に参加しようとしたとき、校長のところに行って授業に出席するための許可書をもらってくるよう、教師から求められたという。このことばがきっかけとなって、男子生徒は教師に襲いかかった模様である。
ロレスターン州教育委員長はその上で、「教育委員会およびわれわれの法定代理人は、現在事件について調べているところである。殺人の容疑者が逮捕されれば、彼は裁判にかけられ、処罰されることになろう」と指摘した。
この記事のつづきはこちら
前に戻る
( 翻訳者:KNKMZH )
( 記事ID:36093 )