■審査専門家:哀れみを誘う写真はコンテストで優勝しない
【リヤド:本紙】
国内外の写真コンテストの審査専門家は、今年度のコンテスト「ムルタカー・アルワーン(色の集合)」における参加写真家らの撮影技術に多くの改善が見られることを指摘しつつ、哀れみを誘うような写真はどの年度も優勝しないだろうと述べた。
また、同コンテストの「ミフワル・タビーア(自然の軸)」部門審査委員会のメンバー、アブドゥッラー・ドゥバイヒー氏は、観光・遺跡委員会が主催している一週間の諸々のイベントで、写真家たちが委員会メンバーと会う間、コンテストの写真は、先行作品との比較対象になり、優秀な作品は審査委員会にその価値を深く印象付けると指摘しつつ、「応募写真の審査は、その外面だけではなく、その作品の印刷仕上がり、とりわけ最終工程をもとに行われる」と述べた。
同氏は、「ミフワル・タビーア」部門は、写真家たちが本コンテストに送った全部門5700枚の写真の中から1700枚を受け付けたと加えた。また、感性豊かな芸術写真家は、後にそのキャリアにおける信頼を失わないために、あらゆるコンテストへの参加にあたり、応募する写真を加工するために「フォトショップ」(画像加工・編集ソフト)を使用することは避けなければならないと述べた。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:長沼希実 )
( 記事ID:36253 )