■イランのイスラーム諮問評議会議長ラーリージャーニーが歴訪を開始、シリアの後、さらにレバノン、イラクへと向かう。アサド大統領は同氏とテロとの戦いについて議論
【ジャーンブラート・シャカーイ】
イランのイスラーム諮問評議会議長アリー・ラーリージャーニー は、ベイルートとバグダードにも向かう歴訪の中で、今朝、ダマスカスに到着する。これは一日のみの訪問で、シリア高官らとの会談が行われる。
また、外交筋によると、ラーリージャーニー氏は今朝、ダマスカス国際空港に特別機で到着し、シリア人民会議のムハンマド・ジハード・ラハーム氏が同氏を迎える予定である。ラーリージャーニー氏はバッシャール・アサド大統領と会談し、その後ラハーム氏と国民議会で会談、さらに記者会見を行なう。 さらに、今日遅くに空路でのベイルートへの移動の前に、ワーイル・ハルキー首相とも面会する。
複数の情報筋が『ワタン』に明らかにしたところによると、ラーリージャーニー氏の歴訪は、過激派集団やテロ組織、特にイスラーム国とヌスラ戦線と戦うシリア、レバノン、イラク、イラン4か国間の協調という枠組みの中で行なわれ、テヘランでの協議を補完するものである.テヘランでの協議は、外務兼在外居住者大臣のワリード・ムアッリム氏とイラク外務大臣のイブラーヒーム・ジャアフィリー氏、イランのムハンマド・ジャワード・ザリーフ氏との間で行なわれた。
今回の会談は、成功をおさめたハルキー氏のテヘラン訪問から1週間も経っていない。このハルキー氏の訪問では、二国間の関係強化とシリア市場へのイランの石油製品や石油派生商品の輸出続行への便宜についての新たな合意に至っている。
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( 翻訳者:谷藤瑞季 )
( 記事ID:36294 )