国家安全保障会議声明「ギュレン組織との戦い」を強調
2014年12月30日付 Milliyet 紙
国家安全保障委員会の報告書では、「影の国家組織と違法組織との戦いについて同委員会に情報を提供した。闘いは確固として続けられると強調された」という。
国家安全保障委員会(MKG)会議において、影の国家組織と違法組織に対して進められている戦いについて同委員会に情報が提供され、闘いは確固として続けられると伝えられた。
会議の後に行われた声明では、国家安全保障会員会が今年最後の会議を実施したと述べられた。
声明では、10月30日の会議以来2ヶ月ぶりに[会議を実施し]、終わりに近づく2014年内に国民の平和と安全に関係する事件とこれを未然に防ぐための活動が詳細に話し合われたと明らかにした。国家安全保障委員会の声明では、この文脈において海の安全と規制下にない移住、麻薬との戦いの活動、取るべき追加措置が論評されたと報告された。
テロの終了、クルド問題解決プロセスの現況を取り上げたとする声明では、以下のことが述べられた。
「影の国家組織と違法組織との戦いについて同委員会に情報が提供された。闘いは確固として続けられると強調された。シリアで続く紛争と衝突が我が国と地域の安全と安定に向けてもたらすリスクと脅威、穏健な反体制派の状態、避難した人々に向けた人道的支援、国際的な動向とともに包括的に取り扱われた。
イラクとシリアのイスラム国のテログループとの戦い、我が国のこの戦いにおける立場と寄与具合、イラクの政治的動向と二国間関係の展開が検討された。この枠組みでイラクとの間で行われた相互訪問、また12月25日にアンカラで二国の首相が首相府で高レベルの戦略的協力の第二回会合を開催し、さらに2国間関係の強化したことに満足していると伝えられた。」
最近では特にヨーロッパで生じている、移民やイスラーム教徒に対する人種差別主義者とイスラームフォビア運動、モスク放火、襲撃、暴行などの行動や怨恨犯罪の増加を、懸念される事態の展開として取り上げたとする声明では、「イスラエルのイスラーム教の聖地に向けてた不快な攻撃と人権侵害を強く非難し、パレスティナ政府の承認に向けて国際舞台での目立った事態の展開を歓迎している」と述べられた。
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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:36380 )