■バグダード、有志連合への批判を強める
【バグダード:本紙】
イラクの複数の高官は、「ダーイシュ」との戦闘における国際社会の支援への批判を強め、同組織に対する真摯な活動と調整を同盟国に求めた。
一方、イスラム協力機構のイヤード・マダニー・マダニー事務局長は、昨日イブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣との会談後「(各国の)見解を接近させ、行き過ぎを減らすため、メッカないしはそれ以外の場所で会議」を開催するべきだとイラク高官に対し提案したと発表した。
またサリーム・ジャブーリー国会議長は「米国はダーイシュと対決するイラクへの支援をする努力の倍増させねばならない」と述べ、加えて、有志連合総合調整官のジョン・アレン将軍にその旨要請し、その趣旨を記した書簡をホワイトハウスに持参するよう求めた。
ジャブーリー議長は「私たちは、国際社会の支援が十分でないと感じている。散発的な(支援)参加を目にするが、それは私たちが現在直面している困難な状況にとって不十分である」と加え「国際社会の役割のさらなる活性化」を求めた。
「ダーイシュ」に対する戦争における国際的な努力は、ほぼ毎日行われる同組織の拠点への空爆実施に制限されており、多くの現地司令官の殺害に成功したが、空爆は、戦闘を決着させる地上部隊の動員がなければ不十分である。
(後略)
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( 翻訳者:川原七星 )
( 記事ID:36588 )