■ホムスにおける「人道的停戦」
【ロンドン:本紙】
昨日、ステファン・デ・ミストゥーラ国連シリア担当特使は、ジュネーブで、アレッポにおける戦闘の「凍結」計画を自身が支持していることを繰り返し、同計画がシリア危機解決の足掛かりとなりうると述べた。また全ての当事者に、戦闘を中止する必要性への合意を呼びかけ、今年中に紛争の政治的解決に至らなければならないと指摘した。同様に、「イスラーム国」(ダーイシュ)が、アレッポから35キロの地点に宿営したことを警告した。
反体制派の「シリア国民連合」の発表によると、同連合の幹部と「自由シリア軍」の代表者複数名が、アメリカ中央軍の将軍数名及びダニエル・ルビンスタイン米シリア担当特使と面会した。面会は、「演習と装備」の計画について議論するために行われたが、それはアメリカ政府が「穏健な」シリア反体制派との開始を計画しているものである。またこれは、シリア政府軍と「イスラーム国」からの「シリア領土の解放」を目指し、同領土の広範囲にわたる軍事作戦の実行を目的としている。
「シリア国民連合」が、ハーリド・ハウジャ新議長の言葉を伝えたところによれば、現在の計画が優先するのは、「自由シリア軍」の演習と、その組織の再編成である。この演習は、反体制派にとっての利益のためとなる、領土とその中枢における均衡を破ることができる、様々な武器の無制限の支援を伴う。
(後略)
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( 翻訳者:高坂美帆 )
( 記事ID:36590 )